FXGTで取引する上で、最初に抑えるべきは利用規約です。
特にFX初心者であれば、何も知らずにトレードをしていて、いつの間にか規約違反で口座凍結、、、なんてことも。
FX会社ごとに細かい利用規約の違いがあるので、新しい業者に手を出す際は最初に確認しておくと良いでしょう。
今回は、FXGTで禁止事項・逆に他会社では禁止されていてもFXGTでは許可されているトレードについて解説していきます。
禁止事項1.複数アカウントの保持
FXGTでは、同一名義で複数のアカウントを保持することは禁止されています。
他のFX会社では、許可している会社も多いで、FXGTに乗り換えるトレーダーの多くが、気づかずに規約違反してしまうケースが多いです。
おそらく、複数アカウントを使い、ボーナスの乱用を防ぐための措置でしょう。
あと、複数口座開設(複数のメールアドレス)で多重のボーナスを貰うことは禁止です!
不正はおやめ下さい!出金拒否及び口座凍結となります。
大体、いるのよねーw
FXGTの時もそうだったけど不正を行ったのに出金拒否された!詐欺業者だというパターン(・ω・`)現在も複数確認されているみたいです
— トト@ゼロカ王子(海外FX愛好家💩社長 兼 トトファミリアの会長(ディスコード運営) (@toto_GjOblh2TE6) May 9, 2020
禁止事項2.同一口座間以外での両建て
FXGTでは、一般的な両建てを禁止していませんが、以下のケースでの両建ては禁止しています。
- 他口座間での両建て
- 他会社間での両建て
禁止されている両建てについて、それぞれ説明します。
両建てとは
両建てとは、同一通貨ペアの売りと買いを同時に保有することで、為替の変動に左右されず、損益を抑えるリスク管理の1つ。
他口座間での両建て
FXGTでは、最大35口座まで1つのアカウントに口座を保持することができます。
同一口座内でドル円の買いと売りを持つことは問題ないですが、一方の口座でドル円の買い・もう一方の口座でドル円の売りを同時に保有した場合、利用規約に違反してしまいます。
複数口座を保有しているトレーダーとして、レバレッジの掛け方だったり、トレード手法によって使い分けている場合が多いですが、気づかず両建てになっていた、なんてこともありますので、気をつけましょう。
他FX会社間での両建て
先ほどの他口座間での両建て禁止を知った上で、悪知恵を働かせ、他社間ではバレないだろうと両建てを行うトレーダーはいます。
しかし、彼らは簡単にバレてしまい、利用規約違反として口座凍結されます。しかも、両会社から。
というのも、他会社間での両建ては海外FXではお決まりの禁止事項。そのため、FX会社間でトレーダーの情報共有をしており、簡単に違反を検知できるようにしています。
悪知恵を働かせても、無意味です。
経済指標・窓開けのみを狙った取引はグレーゾーン
ここまで説明した2つの禁止事項とは異なり、公に禁止されてはいないけど、注意したほうがいい取引を紹介します。
というのも、FXGTの利用規約は全て英語かつ抽象的な表現を使っていて、明確には禁止されているか判断がつかない、という難点があります。(笑)
- 13.2The Company shall refuse to execute order(s) if it has reasonable grounds to believe that the execution of a Client’s order may:
- 13.2.1affect the orderly function of the market
FXGTの利用規約から引用
これは、簡単に言えば、市場の機能に影響を与えるような取引を禁止するというもの。
値動きが激しくなるタイミングは市場の機能が落ちます。そこで、そのようなタイミングのみをわざと狙っている、と目をつけられると規約違反になる可能性は考えられます。
具体的には、経済指標・窓開けのみを狙った取引は、公に禁止されていませんが、グレーアウトとして気をつけるべきでしょう。
FXGTで禁止されていない取引
他の海外FXの禁止事項の中で、FXGTでは禁止されていない事を紹介します。
スキャルピングはOK
FXGTでは、公式にてスキャルピングを許可しています。
1日の上限取引数も設けていないので、好きなだけ取引することができます。
同一口座間での両建て
他口座間・他社間の両建ては禁止ですが、同一口座内では両建てを許可しています。
両建てを使うことで、為替の変動に左右されず、損益のコントロールができるため、リスク管理の1つとして活用するといいでしょう。
禁止事項を犯すと口座凍結される
ここまで、FXGTの禁止事項について解説してきました。
禁止事項をまとめると、
- 複数アカウントの保持
- 同一口座間以外での両建て
また、明確には禁止していないものの、グレーゾーンとにあたる取引には注意したほうがいいでしょう。
利用規約違反と見なされた場合、口座凍結されてしまいます。
口座凍結されてしまうと、 二度とFXGTで取引できなくなるだけでなく、口座内資金まで没収される
ので、ルールを守った取引を心がけましょう。